佐渡朱鷺大学のコンセプトと活動紹介します

佐渡朱鷺大学とは

「佐渡朱鷺大学」は学びと体験を授業のコンセプトとして、都市と佐渡島農山村との交流人口の新たな創出と拡大を目指すコミュニティーです。授業の一環として佐渡来島による体験講座を設け、佐渡島に訪れるきっかけを創出し、島民との交流人口の拡大を実現します。

生物多様性の保全

朱鷺の野生復帰を目指す佐渡市では生物多様性の保全が大きなテーマであり、放棄水田や里地里山の整備、農地のビオトープ化、朱鷺認証米の生産拡大や販路拡大など農業や環境を両輪とした戦略を実施する方針です。そのような施策とも連携しながら、農業と環境を中心として、自然、伝統文化、集落、食文化等「佐渡だから学べ、体験できること」を系統立ててカリキュラムを設計してどんどん新しい魅力的な授業を開催していきます。

佐渡朱鷺大学の狙い

このように、佐渡島には能に代表されるような文化が脈々と受け継がれています。子供のころから薪能を夢見て練習をしてきた人、それを支える人たち、そんな能の文化が佐渡にはあります。このような意外と知られていない文化を伝えるのも「佐渡朱鷺大学」です。シテ役の農家さん、大鼓の漁師さん、能の衣装を任されている呉服屋の番頭さん、同時通訳で能を解説している先生など…。佐渡能を実際に支えている方に講師となって魅力を伝え、都内で佐渡の薪能を学び佐渡の能舞台で交流を広げていく。このような体験型の授業を文化・歴史・食・農業・環境・自然などいろんなジャンルに広げて、佐渡の魅力を発信していきます。